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おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。

はじめに

コーヒーは世界中で愛されている飲み物ですが、
時折その味が変わり不快に感じられることがあります。

この現象は単なる個人的な好みの問題ではなく、
潜在的な健康問題を示す可能性があります。

本記事では、
コーヒーの味が変わる原因として考えられる病気について詳しく解説します。

呼吸器系の疾患

health

風邪やインフルエンザなどの一時的な呼吸器系の疾患は、
コーヒーの味を変えてしまう可能性があります。

これらの疾患では鼻づまりが起こり、
においを感じにくくなります。

また、
味覚の低下も伴うため、
コーヒーの味がフラットに感じられます。

風邪やインフルエンザの症状

風邪やインフルエンザにかかると、
高熱や免疫力の低下により舌に白い苔状の舌苔ができることがあります。

この舌苔が味蕾の表面にある味孔を覆ってしまうため、
味覚を感じにくくなります。

また、
鼻づまりで匂いが遮断されると、
コーヒーの香りを十分に感じられず、
味覚にも違和感を覚えることがあります。

ただし、
風邪やインフルエンザが治癒しても症状が続く場合は、
他の原因が考えられるため、
主治医に相談することが大切です。

長期化する症状には、
別の病気が潜んでいる可能性があります。

新型コロナウイルス感染症

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の自覚症状や後遺症としても、
味覚障害が知られています。

コーヒーの味が変わったり、
においがわからなくなったりする症状が現れます。

最も多い原因は亜鉛不足で、
亜鉛は味を感じ取るセンサーの役割を担っています。

COVID-19を発症すると、
重症化するリスクが高まるため、
早期の検査と適切な治療が重要です。

症状がある場合は、
自治体のホームページで受診方法を確認し、
必ず事前に病院に電話をして受診することをおすすめします。

また、
同居家族も自宅待機することが大切です。

消化器系の疾患

digestive

消化器系の疾患もコーヒーの味に影響を与える可能性があります。

胃腸の問題や膵臓の病気などにより、味覚が変化することがあります。

逆流性食道炎

逆流性食道炎は、
胃酸が食道に逆流することで起こる病気です。

この病気では、
口の中に苦い味を感じることがあります。

胃酸が口腔内に入り込むことで、
苦味を感じるようになるのです。

逆流性食道炎の症状が続く場合は、
内視鏡検査などを受けて原因を特定し、
適切な治療を受けることが重要です。

放置すると、
食道がんのリスクも高まります。

膵臓の病気

膵臓は、
消化酵素を分泌する重要な器官です。

膵臓の病気では、
酵素の分泌が低下し、
消化吸収が適切に行われなくなります。

その結果、
味覚障害が起こり、
コーヒーの味が変わって感じられます。

膵臓の病気には、
急性膵炎や慢性膵炎、
膵臓がんなどがあります。

症状が続く場合は、
専門医を受診し、
検査を受ける必要があります。

内分泌系の疾患

青空

内分泌系の疾患も、
コーヒーの味を変える原因となります。

糖尿病や甲状腺機能障害などが代表的な例です。

糖尿病

糖尿病による味覚障害は、
コーヒーがまずく感じる原因の一つです。

糖尿病では、
神経障害や腎機能低下により、
苦味を感じたり、
全体的に味がわからなくなったりすることがあります。

特に、
肥満、アルコール多飲、高齢者、糖尿病の家族歴、
運動不足などのリスク要因がある人は、
糖尿病になりやすいため注意が必要です。

このような症状がある場合は、
早めに内科や糖尿病内科を受診し、
検査を受けることが大切です。

甲状腺機能障害

甲状腺機能障害も、
味覚障害の原因となります。

甲状腺ホルモンの異常は、
味蕾の感受性に影響を与え、
味覚の変化を引き起こします。

甲状腺機能低下症では、
味覚が低下する傾向があります。

逆に、
甲状腺機能亢進症では、
味覚が過敏になることがあります。

いずれの場合も、
適切な治療により症状は改善します。

その他の原因

food

上記以外にも、
コーヒーの味が変わる原因はいくつか考えられます。

亜鉛不足

味覚障害の最も多い原因は亜鉛不足です。

亜鉛は味を感じ取るセンサーの役割を担っており、
不足すると味覚が低下します。

近年ではストレスが原因の味覚障害も増加しています。

発症から半年以上経過すると、
治りにくくなるため早期の受診が重要です。

心療内科や精神科の医師に相談し、
じっくりと治療を続けることが大切です。

薬剤の副作用

一部の薬剤には、
味覚障害を引き起こす副作用があります。

抗がん剤や利尿剤、
抗不整脈薬、抗パーキンソン病薬などが代表例です。

薬剤による味覚障害は、
薬を中止することで改善する場合が多いです。

ただし、
状況によっては薬を続ける必要があるため、
主治医に相談して対処法を検討することが重要です。

加齢による味蕾の減少

高齢になると、
味蕾の数が減少し、
味覚が低下する傾向にあります。

これは自然な老化現象の一つですが、
栄養状態の悪化も影響しています。

高齢者は、
亜鉛や鉄、
ビタミンB12などの栄養不足に気をつける必要があります。

バランスの良い食事と適度な運動を心がけることで、
味覚の低下を遅らせることができます。

まとめ

コーヒーの味が変わり不快に感じられる原因は、
呼吸器系、消化器系、内分泌系の疾患だけでなく、
亜鉛不足や薬剤の副作用、
加齢による味蕾の減少など、
様々な要因が考えられます。

コーヒーの味が変わった場合、
単なる個人的な好みの問題ではなく、
潜在的な健康問題を示している可能性があります。

症状が1週間以上続く場合は、
専門医に相談し、
原因を特定することが重要です。

早期発見・早期治療により、
多くの場合、味覚は回復します。


「一期一杯」を大切に

スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。

スペシャルティコーヒーは、
気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。

その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。

最後に私たち
HAKUBA COFFEE STANDでは、

茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。

『元コーヒー苦手』な珈琲屋ガクでした。
最後まで
ありがとうございます。

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