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おはこんにちばんわ

長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。

はじめに

世界中で親しまれているコーヒーですが、
その裏には、生産者が十分な報酬を得られないという問題があります。
そこで、「フェアトレードコーヒー」という取り組みが注目されています。
このブログでは、フェアトレードコーヒーの意義や仕組み、
そして選ぶべきポイントなどを詳しく紹介します。

フェアトレードコーヒーとは

coffee

フェアトレードコーヒーとは、
コーヒー豆の生産者に対して適正な報酬を支払い、その生活と環境を支える取り組みです。
ここでは、フェアトレードコーヒーの目的や認証基準について解説します。

フェアトレードの目的

フェアトレードは、生産者の生活水準や地位を向上させることを目的とし、
彼らに安定した生活をもたらし、
環境に負荷をかけずに作物づくりに取り組むことができるようにするものです。
これにより、市場との交渉力を身につけ、
地域社会の発展を実現することが可能になります。

また、フェアトレードでは、
「フェアトレード最低価格」という制度があります。
これは、生産者の持続可能な生産と生活を支えるために定められた価格で、
輸入業者はそれ以上の価格を保証しなければならないものです。
さらに、プレミアム金額が生産者組合に保証され、
彼らが自ら使途を決定し、社会発展を実現することができます。

フェアトレード認証基準

フェアトレードコーヒーは、
国際フェアトレード認証を取得している組織が関わることが必要で、
その認証基準には製品の認証・経済的基準・社会的基準の3つがあります。
具体的には、最低価格の保証や奨励金の支給が求められるほか、
民主的で公平な運営と安全性の保証が重要視されます。

フェアトレード認証は、
国際フェアトレードラベル機構や世界フェアトレード機関などが行っており、
20以上の国に認証団体が存在します。
フェアトレードコーヒーは、認証マークが表示された商品を選ぶことで、
安心して購入することができるのです。

フェアトレードコーヒーの選び方

fair trade coffee

フェアトレードコーヒーを選ぶ際には、以下のポイントに注目しましょう。

認証マーク・ラベルの確認

まずは、
商品に国際フェアトレード認証のマークが表示されているかどうかを確認しましょう。
これは、公正な取引が行われていることを示すもので、安心して購入することができます。

もしマークやラベルがなくてもフェアトレードコーヒーである場合もあります。
その場合は、商品を取り扱っている企業のウェブサイトやパンフレットをチェックし、
フェアトレードの活動状況や目的を確認することがおすすめです。

有機栽培や環境への配慮

フェアトレードコーヒーは、環境に配慮した栽培方法がとられることがあります。
例えば、有機栽培のコーヒー豆であれば、農薬や薬品の使用制限、
土壌や水源の保護が定められています。
また、遺伝子組み換えの作物は禁止されています。
このような環境にやさしい栽培方法であることも選ぶポイントのひとつです。

また、フェアトレード以外にも環境に配慮したコーヒーの認証があります。
これらも合わせてチェックし、自分に合ったフェアトレードコーヒーを選びましょう。

フェアトレードコーヒーの味と価格

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フェアトレードコーヒーは、その品質や味にもこだわりが詰まっています。
しかし、価格面で少し迷うことがあるかもしれません。
そこで、フェアトレードコーヒーの味と価格について解説します。

味の特徴

フェアトレードコーヒーは、適切な品質管理のもとで栽培されるため、味わいが格別です。
また、産地ごとの特色で差別化された「スペシャルティコーヒー」が提供されており、
独特の風味が楽しめます。
美味しいコーヒーを味わいながら、
生産者やコーヒーの持続可能な生産に貢献できるのが、
フェアトレードコーヒーの魅力です。

また、有機栽培や環境に配慮した方法で作られたコーヒー豆は、
香りや味わいが豊かで濃厚です。
そのため、フェアトレードコーヒーは高品質なコーヒーとしても人気があります。

価格について

フェアトレードコーヒーは一般的なコーヒーよりも価格が割高ですが、
その理由は、コーヒー農園の将来を守り、特別な味に出会えるからです。
生産者に適正な報酬を支払うことによって、安定した生活を提供し、
社会や環境にも配慮した栽培方法が実現できるので、
その価格を支払う価値があると言えます。

日本でも多くの企業やショップがフェアトレードコーヒーを販売しており、
身近に楽しむことができます。
ぜひ、価格だけでなく、味や生産者へのサポートを考慮し、
フェアトレードコーヒーを試してみてください。

具体的な取り組みと販売事例

青空

さまざまな企業やショップがフェアトレードコーヒーを取り扱っていますが、
ここでは具体的な取り組みと販売事例を紹介します。

企業の取り組み

例えば、千葉商科大学の学食「The University DINING」では、
2019年9月からフェアトレードコーヒーを提供しており、
学生たちが安心してコーヒーを楽しむことができます。
また、ヤマノバコーヒーは、
ネパール生まれのフェアトレードコーヒー「ナマステヒマラヤ」を取り扱っています。
これらの企業・団体が、取り扱うコーヒー豆に対して適正な価格を支払うことで、
コーヒー生産者や地域社会を支援しています。

その他にも、スーパーマーケットやカフェでもフェアトレードコーヒーが販売されており、
消費者に選択肢を提供しています。
これにより、消費者自身がフェアトレードに対する意識を高めることができます。

販売事例

身近にフェアトレードコーヒーを楽しむことができる事例として、
ピープル・ツリーやネパリ・バザーロが挙げられます。
これらのショップでは、フェアトレードコーヒーをはじめ、
有機コーヒーやエシカルファッション製品なども取り扱っているため、
フェアトレードの取り組みをより広範囲に支援することができます。

また、ECサイトやオンラインショップでは、
国内外のフェアトレードコーヒーを購入することができるため、好
みに合わせて選ぶことができます。
こうした販売事例が増えることで、フェアトレードコーヒーの普及が進んでいくことでしょう。

まとめ

フェアトレードコーヒーは、生産者に適正な報酬を支払い、
環境に配慮した生産方法を実現することが目的の取り組みです。
消費者一人一人がフェアトレードコーヒーを選ぶことで、
世界のコーヒー生産者たちに安定した生活をもたらし、
環境保全や社会発展に寄与することができます。
ぜひ、フェアトレードコーヒーを選んで、その味わいと意義を共有しましょう。

「一期一杯」を大切に

「スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。
スペシャルティコーヒーは、気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。
その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。

最後に私たち
HAKUBA COFFEE STANDでは、

茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。

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