おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。
はじめに
水出しコーヒーは、
手軽に美味しいコーヒーを楽しめる抽出方法として人気が高まっています。
その作り方の中で、
水とコーヒー豆の割合は味わいを左右する重要なポイントです。
適切な割合を知ることで、
自分好みの水出しコーヒーを簡単に作ることができるでしょう。
基本の割合

水出しコーヒーの基本的な割合は、
コーヒー豆と水を 1:10~12.5 の範囲で調整することが一般的です。
具体的には以下のようになります。
一例
- コーヒー豆 20g : 水 250ml
- コーヒー豆 50g : 水 625ml
この割合を守ることで、
バランスの良い味わいの水出しコーヒーが作れます。
ただし、
個人の好みによっては、
微調整が必要な場合もあります。
コーヒー豆の量を増やす
基本より少しコーヒー豆の量を増やすと、
より濃厚な味わいになります。
1:10よりも1:9の割合がおすすめです。
例えば、
水 500mlに対してコーヒー豆を55gくらい使うと良いでしょう。
濃い目が好きな方はこの割合を試してみるのがよいかもしれません。
水の量を増やす
逆に、
基本よりも水の量を増やすと、
すっきりとした味わいの水出しコーヒーになります。
1:14程度の割合がおすすめです。
例えば、
コーヒー豆 50gに対して水 700mlを使えば、
柔らかな口当たりの飲み口になるでしょう。
水の量を増やすと、
酸味が和らいでマイルドな味わいに仕上がります。
豆の種類による違い

水出しコーヒーの割合は、
使用するコーヒー豆の種類によっても変わってきます。
スペシャルティコーヒーの場合は、
一般的な割合よりも水の量を多くした方が良いとされています。
スペシャルティコーヒー
- コーヒー豆 1 : 水 14~16
高品質なスペシャルティコーヒー豆は、
豆本来の豊かな風味と味わいを楽しむことができます。
そのため、
水の量を多めにすることで、
それらを最大限に引き出すことができるのです。
例えば、
コーヒー豆 50gに対して水 700ml~800mlの割合で作ると、
スペシャルティコーヒーの魅力を存分に味わえるでしょう。
一般的なコーヒー豆
- コーヒー豆 1 : 水 10~12
一般的なコーヒー豆の場合は、
基本の割合である1:10~12で作るのがおすすめです。
この割合であれば、
苦味や渋みが抑えられ、
マイルドな味わいを楽しめます。
水の量が多すぎると、
味が薄くなる可能性があります。
反対に少なすぎると、
コーヒーの旨味が強すぎてしまう恐れもあります。
その他の割合

水出しコーヒーの割合は、
抽出方法や飲み方によっても変わってきます。
例えば、
炭酸割りコーヒーやミルク出しコーヒーでは、
異なる割合が推奨されています。
炭酸割りコーヒー
- 水出しコーヒー 90ml : 炭酸水 30ml
さわやかな味わいの炭酸割りコーヒーを作るには、
この割合がおすすめです。
水出しコーヒーと炭酸水を3:1の割合で混ぜ合わせると、
爽快な飲み心地が楽しめます。
ミルク出しコーヒー
- コーヒー豆 50g : 牛乳 600ml
ミルクを使った水出しコーヒーは、
この割合で作ると良いでしょう。
抽出時間は2~4時間と短めにすることで、
コーヒーの苦味を抑え、
なめらかなミルク出しコーヒーができあがります。
まとめ
水出しコーヒーの作り方で一番重要なのが、
水とコーヒー豆の割合です。
基本の割合は1:10~12.5ですが、
個人の好みに合わせて微調整することをおすすめします。
豆の種類や抽出方法、
飲み方によっても最適な割合は変わってくるので、
いろいろな割合を試して、
自分好みの水出しコーヒーを見つけてみてください。
「一期一杯」を大切に
「スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。
スペシャルティコーヒーは、
気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。
その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。
最後に私たち
HAKUBA COFFEE STANDでは、
茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。
『元コーヒー苦手』な珈琲屋ガクでした。
最後まで
ありがとうございます。