おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。
はじめに
コーヒーは世界中で愛されている飲み物ですが、
その楽しみ方はさまざまです。
ホット、アイス、ミルクを加えるなど、
お好みで様々なアレンジが可能なのです。
今回は、
特にホットのコーヒーアレンジについて、
詳しく見ていきましょう。
基本のホットコーヒー

ホットコーヒーのベースとなるのが、
ドリップコーヒーとインスタントコーヒーです。
まずは、
この2つの基本的なコーヒーの作り方から確認しましょう。
ドリップコーヒー
ドリップコーヒーは、
挽きたての豆の香りが楽しめる本格的なコーヒーです。
お湯に直接豆を入れるフレンチプレスや、
紙フィルターを使うドリップ式など、
様々な抽出方法があります。
豆の種類や挽き具合を変えると、
コーヒーの風味も変わってきます。
ドリップコーヒーを作る際のポイントは、
適量の豆を使うこと、
お湯の温度を85~92度に保つこと、
丁寧に粉を濾すことです。
豆の風味を最大限に引き出すため、
作り方にはこだわりが大切です。
インスタントコーヒー
一方で、
インスタントコーヒーは手軽に美味しいコーヒーが楽しめる便利な存在です。
粉末状のコーヒーにお湯を注ぐだけで、
すぐにホットコーヒーが出来上がります。
インスタントコーヒーを美味しく作るコツは、
お湯の温度と量の調節です。
おすすめは80度前後のお湯で、
一杯分のお湯に対して大さじ1杯の粉を入れるのが適量です。
また、
ミルクやシロップを加えるのもインスタントコーヒーの楽しみ方のひとつです。
ミルクを使ったホットコーヒー

ホットコーヒーにミルクを加えると、
まろやかでクリーミーな口当たりが楽しめます。
ミルクを使ったコーヒーには、
定番のカフェオレから本格的なカプチーノまで、
さまざまなバリエーションがあります。
カフェオレ
カフェオレは、
ストレートコーヒーに温めた牛乳を加えた代表的なコーヒーメニューです。
作り方は簡単で、
コーヒーとミルクの割合を1:1くらいに合わせるのがおすすめです。
フォームミルクをトッピングするとさらに本格的な仕上がりになります。
カフェオレの美味しさのポイントは、
コーヒーとミルクの組み合わせです。
深煎りのコーヒーと牛乳の相性が良く、
コクと甘みのバランスが絶妙です。
お好みで砂糖や生クリームを加えても良いでしょう。
カフェオレのレシピ |
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カプチーノ
カプチーノは、
エスプレッソにたっぷりのフォームミルクを注いだ本格的なイタリアンコーヒーです。
作り方は少し手間がかかりますが、
口当たりのなめらかさが格別です。
カプチーノを作るには、
まずエスプレッソマシンでエスプレッソを抽出します。
温めた牛乳にスチームを当ててフォームミルクを作り、
エスプレッソの上に注ぎます。
仕上げにココアパウダーなどをかけると見た目も楽しめます。
フレーバーコーヒー

コーヒーに香辛料やシロップを加えると、
新しい味わいが楽しめます。
これらのフレーバーコーヒーは、
ホットで飲むのがおすすめです。
マサラコーヒー
マサラコーヒーは、
インドの伝統的なスパイスティーである「マサラチャイ」を
コーヒーに取り入れた飲み物です。
シナモン、カルダモン、クローブなどのスパイスを使うので、
香り高くスパイシーな味わいが特徴です。
作り方は、お湯にドリップコーヒーの粉とスパイスを入れて煮出すだけ。砂糖やミルクを加えると、さらに本格的な味わいが楽しめます。マサラコーヒーは寒い季節にぴったりの暖まる一杯です。
キャラメルコーヒー
甘くてまろやかなキャラメルをコーヒーに合わせると、
素敵な味わいのコーヒーが出来上がります。
キャラメルソースをドリップコーヒーに加えるのが一般的ですが、
自分でキャラメルシロップを作っても良いでしょう。
キャラメルシロップの作り方は、
砂糖を炒めてキャラメル状にし、
お湯を少しずつ加えて溶かすだけ。
フォームミルクを乗せると、
キャラメルの風味がより際立ちます。
お菓子作りの材料でもあるキャラメルは、
コーヒーによく合う相性抜群の調味料なのです。
ワンランク上のコーヒーアレンジ

ホットのコーヒーアレンジには、
上級編とも言えるレシピも存在します。
こうした本格的なアレンジは、
ちょっとした手間を惜しまない方におすすめです。
アフォガート
アフォガートとは、
イタリア語で「溺れた」という意味の言葉です。
バニラアイスにホットのエスプレッソをかけた、
デザート風のコーヒーが名前の由来となっています。
アフォガートは作り方から分かる通り、
エスプレッソの苦味とバニラアイスの甘さが絶妙なハーモニーを奏でる一杯です。
アイスにちょっとずつエスプレッソをかけて溶け具合を確認しながら作るのがコツです。
トッピングにチョコレートやナッツを加えれば、
本格的なデザート感が味わえます。
ビエンヌ
ビエンヌはオーストリア発祥のコーヒー文化の一つで、
ホットコーヒーとチョコレート、
生クリームを織り交ぜた贅沢な味わいが特徴です。
作り方は、
まずホットコーヒーを用意し、
その上にチョコレートシロップとホイップクリームを重ねて盛り付けます。
仕上げにココアパウダーを振りかけると、
見た目も味わいも本格的な仕上がりになります。
ビターなコーヒーとスイートなトッピングの掛け合わせは、
まさに至福のコーヒータイムが味わえるでしょう。
まとめ
ホットコーヒーのアレンジは、
ミルクを加えるだけでなく、
スパイスやシロップ、
お菓子とも自在に組み合わせられるのが魅力です。
ベースのコーヒーをしっかりと活かしながら、
新しい味わいを楽しむことができます。
基本のカフェオレからフレーバーコーヒー、
さらにはデザート風のビエンヌまで、
簡単な調理からちょっと手間をかけた本格的なメニューまで、
幅広いバリエーションをご紹介しました。
寒い季節は特に、
こうしたホットコーヒーがぴったりですので、
ぜひご自宅でも様々なアレンジを試してみて下さい。
あなただけのオリジナルコーヒーを見つけてみてはいかがでしょうか。
「一期一杯」を大切に
「スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。
スペシャルティコーヒーは、
気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。
その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。
最後に私たち
HAKUBA COFFEE STANDでは、
茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。
『元コーヒー苦手』な珈琲屋ガクでした。
最後まで
ありがとうございます。