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おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。


はじめに

コーヒー愛好家の間で、
パナマコーヒーは近年注目を集めています。

中米の小国パナマから生まれた、
この豊かな香りと味わいを持つコーヒーは、
世界的な評価を獲得しています。

本ブログでは、
パナマコーヒーの歴史、特徴、生産地、品種、
そして国際的な評価について詳しく解説します。

パナマコーヒーの歴史

coffee

パナマでのコーヒー栽培は19世紀の移民によって始まりました。

当初は生産量が少なかったものの、
品質の高さから徐々に評価を高めていきました。

生産量と輸出

パナマのコーヒー生産量はコスタリカの10分の1ほどと少ないですが、
高品質なコーヒーで知られています。

2004年のベスト・オブ・パナマ受賞や2019年の史上最高価格の記録などを残しています。

コーヒーの輸出先は主に欧米諸国ですが、近年は日本への輸出も増加しています。日本ではあまり目にすることのないパナマコーヒーですが、高品質で価格も高めのスペシャルティコーヒーとして注目されています。

品質向上の取り組み

パナマコーヒーの品質向上には、
パナマスペシャルティコーヒー協会の設立と「ベスト オブ パナマ」の開催が大きな役割を果たしました。

この取り組みによって、
生産者は品質に対する意識が高まり、
コーヒーの評価が向上していきました。

特に、
エスメラルダ農園のゲイシャ種が世界的な注目を集め、
パナマコーヒーの評価を一気に高めることとなりました。

ゲイシャ種の登場は、
パナマコーヒーの歴史に大きな転機をもたらしました。

パナマコーヒーの特徴

coffee

パナマのコーヒーは、
柑橘系やフローラルな香りが特徴で、
スッキリとした味わいが楽しめます。

地域によって特徴が異なり、
多様性に富んでいます。

主要産地とその特徴

  • ボケテ地区: 高品質コーヒーの産地として知られる
  • ボルカン・カンデラ地区: ボケテ地区に次ぐ主要産地
  • レナシメント地区: フルーティーな香りと味わいが特徴

風土と栽培環境

パナマは、
コーヒー栽培に適した環境を備えています。

標高1,500m~1,700mの高地で栽培されるパナマコーヒーは、
昼夜の寒暖差によって風味豊かに育ちます。

適度な雨量と肥沃な火山性土壌も、
高品質なコーヒー生産に一役買っています。

一方で、
気候変動の影響も無視できません。

生産者は、
環境に配慮した持続可能な栽培方法を模索し続けています。

パナマコーヒーの主要品種

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パナマでは、
ゲイシャ種を始めとする高品質な品種が栽培されています。

生産者たちは、
新品種の開発にも積極的に取り組んでいます。

ゲイシャ種

ゲイシャ種は、
パナマコーヒーを代表する品種です。

明確で複雑な優れた香りと果物や花を思わせる味わいが特徴的です。

エスメラルダ農園のゲイシャ種は、
世界的な評価を獲得しています。

ゲイシャ種は高価格ながら、
その価値に見合う品質を持つことから、
多くのコーヒー愛好家に支持されています。

次世代品種の開発

パナマのコーヒー農園では、
ゲイシャ種の次世代品種を開発するための実験的な取り組みが活発に行われています。

新品種の中には、
ゲイシャ種を凌ぐ香りと味わいを持つものも現れつつあります。

品種改良は、
気候変動への対応や持続可能性の向上にもつながります。

生産者たちは、
高品質かつ環境に優しい品種の開発を目指しています。

世界が認めるパナマコーヒーの品質

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パナマのコーヒー豆は、
国際的なコーヒーコンテストで数多くの賞を受賞しています。

その高い品質は、
世界中から高く評価されています。

パナマ コーヒー品評会「Best of Panama」

「Best of Panama」は、パナマで最も権威あるコーヒー品評会です。

毎年、ゲイシャウォッシュド部門やウォッシュド部門などで、
世界一のコーヒーが選ばれます。

2023年のゲイシャウォッシュド部門で1位を獲得した「世界一のコーヒー」は、
サザコーヒーが9年連続で受賞しています。

1ポンド当たり4,538ドル(約68万円)という過去最高価格で落札されました。

Panama Coffee Roasting Competition

株式会社NOSAKA COMMUNITY DEVELOPMENTは、
パナマのコーヒー豆のみを扱う焙煎大会「Panama Coffee Roasting Competition 2024」を開催します。

本大会は日パナマ外交関係樹立120周年記念事業として、
駐日パナマ大使館を後援に開催されます。

大会には、
ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ 2023の
ヘッドジャッジを務めたWOODBERRY COFFEEの佐藤優貴氏がヘッドジャッジを務めます。

「ゲイシャ部門」と「トラディショナル部門」の2部門で行われる予定です。

まとめ

パナマコーヒーは、
香り高く味わい深い魅力的な味わいが特徴です。

生産量は少ないものの、
品質の高さから世界的に評価されています。

特に、
ゲイシャ種は「世界最高のコーヒー」と呼ばれる程の逸品です。

パナマの生産者たちは、
新品種の開発や持続可能な栽培方法の模索を通して、
さらなる品質向上を目指しています。

コーヒー愛好家の皆さん、
ぜひパナマコーヒーの魅力を味わってみてください。


「一期一杯」を大切に

「スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。

スペシャルティコーヒーは、
気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。

その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。

最後に私たち
HAKUBA COFFEE STANDでは、

茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。

『元コーヒー苦手』な珈琲屋ガクでした。
最後まで
ありがとうございます。

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