フェアトレードコーヒーの魅力と主要生産国を大解剖!
おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。
はじめに
このブログ記事では、
フェアトレードコーヒーに関する情報と、
それが生産される国について解説していきます。
具体的には、
フェアトレードコーヒーの意義やその効果、
主要な生産国について説明し、
その取り組みについて紹介します。
また、
日本でフェアトレードコーヒーが購入できるショップや企業についても紹介します。
フェアトレードコーヒーとは?
フェアトレードコーヒーとは、
公正な貿易取引のもとで生産されたコーヒー豆を指します。
その目的は、
生産者の生活水準や地位を向上させることです。
フェアトレードコーヒーは、
一般的なコーヒー豆よりも適正な価格で取引され、
その利益が生産者に還元されることが保証されています。
フェアトレードコーヒーの歴史と発展
フェアトレードは1960年代にヨーロッパで広まり、
世界規模の運動へと発展しました。
フェアトレードコーヒーの認証基準には、
製品の認証、経済的基準、社会的基準があります。
これらの基準を満たすことで、
フェアトレード認証を取得できます。
フェアトレード商品は、
コーヒーだけでなく他の農産物や生活用品にも広がっており、
20以上の国に認証団体が存在します。
これにより、
多くの生産者がフェアトレードを通じて
安定した収入を得ることができるようになりました。
フェアトレード基準と認証マーク
国際フェアトレード基準では、
最低価格とプレミアムが定められ、
生産者組合に保証されます。
これにより、
生産者は安定した生活を送り、
環境に負荷をかけずに作物づくりに励むことができます。
認証マークが表示された商品は、
公正な取引が行われていることを示しています。
消費者は、
フェアトレード認証マークがある商品を購入することで、
生産者の適正な生活環境の支援につながることができます。
主要な生産国とその取り組み
フェアトレードコーヒーの生産国には、
エチオピアやブラジル、
コートジボワールなどがあります。
それぞれの国ごとに、
フェアトレードがどのように生産者や地域社会に
影響を与えているかを見ていきましょう。
コートジボワールのカボキバ農業協同組合
コートジボワールは世界最大のカカオ生産国であり、
カボキバ農業協同組合はその中でも特に注目すべき組合です。
1999年に設立されたカボキバは、
カカオ豆とコーヒー豆の生産・売買を後押しすることで、
組合員たちの社会的・経済的立場を改善することを目指しています。
カボキバはフェアトレード基準の下で
カカオ豆1トンあたり1,600ドルの最低価格を受け取ります。
これにより、
組合員の生活が安定し、医療や教育の支援、
環境保護などの取り組みが可能になりました。
エチオピアとブラジルの生産者組合
エチオピアとブラジルもフェアトレードコーヒーの主要な生産国です。
両国では、
フェアトレード組合が設立され、
地域社会の発展と生産者の生活向上が図られています。
エチオピアでは、
コーヒー生産は農家の主要な収入源であり、
フェアトレードが持続可能な生産方法や環境保護に寄与しています。
ブラジルでは、
組合が農家に技術や資材の提供を行い、
収穫量や品質の向上を目指しています。
日本でのフェアトレードコーヒー購入先
日本では、
多くの企業やショップがフェアトレードコーヒーを販売しています。
ここでは、
いくつかの代表的なショップや企業を紹介します。
スターバックス コーヒー ジャパン
スターバックスは世界的なカフェチェーンであり、
日本国内においても多くの店舗を展開しています。
スターバックスでは、
フェアトレードコーヒーを積極的に提供しており、
消費者が手軽にフェアトレードコーヒーを味わうことができます。
また、
スターバックスはフェアトレードを推進するためのプログラムや
イベントも開催しており、
消費者にフェアトレードの意義や働きかけを伝えています。
カルディコーヒーファーム
カルディコーヒーファームは、
食品やコーヒーの販売を行うお店です。
フェアトレードコーヒーはもちろんのこと、
他の環境に配慮したコーヒーの認証も取得している商品が多数取り扱われています。
例えば、
レインフォレスト・アライアンス認証やUTZ認証、
有機JAS規格などの取得商品があります。
これらの認証も、
環境保護や生産者の安定収入に貢献しています。
まとめ
フェアトレードコーヒーは、
遠い国々の生産者に安定した生活をもたらすことができる
素晴らしい取り組みです。
主要な生産国では、
フェアトレードが地域社会の発展や生産者の生活向上に寄与しています。
日本でも、
多くのショップや企業がフェアトレードコーヒーを販売しており、
手軽にフェアトレードコーヒーを購入して楽しむことができます。
フェアトレードコーヒーは、
コーヒー農園の労働者の生活を安定させ、
コーヒー栽培に適した自然環境を保全し、
コーヒーの付加価値を高めるメリットがあります。
フェアトレードコーヒーを手にとることで、
我々も遠くの生産者や地球環境の保護に貢献できます。
「一期一杯」を大切に
「スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。
スペシャルティコーヒーは、
気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。
その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。
最後に私たち
HAKUBA COFFEE STANDでは、
茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。
『元コーヒー苦手』な珈琲屋ガクでした。
最後まで
ありがとうございます。