完璧な水出しコーヒーの作り方!コーヒー粉と水の量から抽出時間まで徹底解説
おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。
はじめに
水出しコーヒーは、
手軽に本格的なコーヒーを楽しめる抽出方法として人気が高まっています。
コーヒー豆の風味を最大限に引き出すには、
適切な量のコーヒー粉と水のバランスが大切です。
本記事では、
水出しコーヒーを美味しく作るための量に関する情報をまとめました。
初心者の方も安心して作れるよう、
各種レシピなども紹介していきます。
水出しコーヒーの基本的な量
水出しコーヒーの基本的な作り方は、
コーヒー粉と水を適切な比率で混ぜ合わせ、
一定時間冷蔵庫で抽出するというものです。
この際の量の目安は以下の通りです。
粉と水の比率
一般的な目安は「水10:粉1」の比率とされています。
例えば500mlの水に対して40gのコーヒー粉を使う、
といった具合です。お好みで粉の量を微調整することで、
コーヒーの濃さを変えることができます。
また、
抽出時間を長くすれば濃い味わいに、
短めにすれば薄め味わいになる傾向があります。
初心者の方は基本の比率から始め、
徐々に調整していくのがおすすめです。
おすすめの粉の挽き加減
水出しコーヒーに適した粉の挽き加減は、
中粗挽き程度が理想的とされています。
細挽きすぎると抽出過剰となり、
苦みや渋みが強くなってしまう可能性があります。
一方で粗挽きすぎると、
コーヒーの旨味が十分に抽出されず薄味になってしまうでしょう。
中粗挽きならコーヒーの芳醇な香りと味わいを引き出すことができます。
水出しコーヒーに適した水
水の種類によっても味わいが変わってきます。
一般的には、
ミネラルウォーターのような軟水がおすすめとされています。
硬水は苦味が増すため避けた方が無難です。
また、
冷たい水よりも常温の水を使った方が、
コーヒー本来の旨味を引き出しやすいと考えられています。
レシピに合わせた量の調整
基本の量の目安はつかめましたが、
具体的にどれくらいの量を使えばよいか分からない、
という方も多いはずです。
そこで、
ここからはいくつかの代表的なレシピに合わせた量を紹介します。
水出しコーヒーバッグを使う場合
水出しコーヒーバッグを使えば、
手間いらずで簡単に水出しコーヒーを作ることができます。
バッグに粉が入っているので、
量を気にする必要がありません。
一般的な水出しコーヒーバッグは20gの粉が入っており、
これに対して350mlの水を使うのが標準的です。
350mlのボトルやピッチャーに入れれば、
2〜4時間で抽出が完了します。
水出しコーヒーポットを使う場合
ポットの種類 | コーヒー粉の量 | 水の量 |
---|---|---|
水出しドリンクボトル | 60g | 800ml |
水出しコーヒーボトル | 40g | 約440ml |
水出しコーヒー用フィルター | 30〜35g | 350ml |
水出し専用のポットやフィルターを使えば、
さらにおいしい水出しコーヒーを作ることができます。
メーカー推奨の量を参考にして調整しましょう。
アイスコーヒーの場合
アイスコーヒーを作る場合は、
コーヒー粉50gに対して熱湯300ml以上を使う必要があります。
熱湯で30秒ほど蒸らしたら、
そのままアイスで冷やせば完成です。
アイスコーヒーは一般的な水出しコーヒーよりも濃い目の味わいになるので、
コーヒー好きの方におすすめです。
水出し時間と容器の選び方
水出しコーヒーの味わいを左右する大切な要素に、
抽出時間と容器の形状があります。
ここでは、それらの選び方のポイントを解説します。
適切な抽出時間
水出しコーヒーの抽出時間は、概ね以下の通りが目安とされています。
- コーヒーバッグの場合: 3〜5時間
- 専用ポットの場合: 8時間程度
長時間抽出するほど濃く、短時間だと薄め味わいになります。
また、
抽出時間が長すぎると苦みや渋みが強くなるデメリットがあるので、
適度な時間を守ることが重要です。
初めての方は短めの時間から試し、
徐々に長くしていくのがおすすめです。
好みの濃さが分かれば、
次はその抽出時間で作るといった具合に、
調整していきましょう。
おすすめの容器の形状
水出しコーヒーを作る際の容器は、
できるだけ口の広いものを選びましょう。
入口の狭い容器だと、
抽出後にコーヒーバッグを取り出しにくくなってしまいます。
また、
フタのある容器を使えば、
冷蔵庫内で風味が逃げるのを防げるのでおすすめです。
透明のガラス容器だと、
抽出の様子が見られて面白いですね。
まとめ
水出しコーヒーを美味しく作るには、
コーヒー粉と水の量のバランスを適切に保つことが何よりも大切です。
本記事で紹介した一般的な目安や、
レシピに合わせた量を参考にしてみてください。
最初は基本のレシピから始め、
コーヒーの濃さや量を徐々に調整していけば、
必ず自分好みの水出しコーヒーが見つかるはずです。
手軽に本格的な味わいを楽しめるのが水出しコーヒーの魅力です。
ぜひご自宅でも試してみてくださいね。
「一期一杯」を大切に
「スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。
スペシャルティコーヒーは、
気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。
その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。
最後に私たち
HAKUBA COFFEE STANDでは、
茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。
『元コーヒー苦手』な珈琲屋ガクでした。
最後まで
ありがとうございます。