- おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。
サウナ好きが高じて、
サウナスパ協会のサウナ・スパ健康アドバイザー
になってしまいましたw
サウナ関連のご相談もお待ちしております。
はじめに - ドイツのサウナ文化の歴史
- ドイツのサウナ文化の特徴
- 代表的なサウナ施設の紹介
- まとめ
おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。
サウナ好きが高じて、
サウナスパ協会のサウナ・スパ健康アドバイザー
になってしまいましたw
サウナ関連のご相談もお待ちしております。
はじめに
サウナは古くから健康増進や心身のリフレッシュの手段として
人々に親しまれてきました。
ドイツは、
フィンランドに次ぐサウナ文化の盛んな国として知られており、
その歴史は古代ローマ時代にまで遡ります。
本記事では、
ドイツのサウナ文化の魅力と特徴について、
詳しく掘り下げていきます。
ドイツのサウナ文化の歴史
ドイツは、
温泉文化が古くから根付いている国です。
ローマ帝国時代から温泉が発達し、
「クアハウス」と呼ばれる温泉地の社交・娯楽の場が存在していました。
現代のサウナ文化は、
1936年のベルリンオリンピックを機に一般に広まりました。
古代ローマ時代の温泉文化
古代ローマ時代から、
ドイツには温泉が存在しており、
バーデン=バーデンやヴィースバーデンなどの地域で温泉文化が栄えていました。
これらの地域には、
ローマ時代から続く歴史ある温泉施設が現存しており、
フレスコ画や大理石の装飾が施された荘厳な雰囲気を楽しめます。
特に、
バーデン=バーデンにあるフリードリヒ浴場は有名です。
1877年に開業したこの施設は、
ルネッサンス様式の美しい建築が特徴的で、
17ステップの入浴プログラムが人気を博しています。
温泉の蒸気浴やジャグジー、
ドーム型プールなどを体験でき、
かつての文豪や音楽家も訪れていたと言われています。
近代へのサウナ文化の発展
ドイツのサウナ文化は、
1936年のベルリンオリンピックを機に大きく発展しました。
オリンピック関係者がサウナを利用したことから、
予防医学や健康促進、
娯楽の目的でサウナが一般に広まったのです。
現在、
ドイツ人の約66%がサウナを経験しており、
リラックスや健康のために定期的にサウナを楽しむ人が多数います。
ドイツのサウナには、
フィンランド式サウナに加えて、
スチームバス、ビオサウナ、サナリウムなど、
様々なタイプのサウナが存在します。
ドイツのサウナ文化の特徴
ドイツのサウナ文化は、
日本のそれとは大きく異なる独自の特徴を持っています。
ここではその代表的な特徴について紹介します。
男女混浴と全裸文化
ドイツのサウナでは、
男女混浴が当たり前で、
裸での入浴が一般的です。
サウナ、シャワー、水風呂への入浴は全裸が慣習で、
ロッカーのある脱衣所も男女共有されています。
この「全裸で入浴」は、
タオルを巻くことは許されず、
体の下に敷くのみです。
ドイツ人は裸体に対して寛容で、
公の場でも全裸で日光浴をする傾向がありますが、
一方で知らない人と全裸でお湯に浸かることには抵抗感を持つ人もいます。
温泉では水着着用が一般的なのも、このためです。
アウフグースの文化
ドイツのサウナでは、
「アウフグース」と呼ばれる熱風の演出が人気となっています。
これは、
サウナストーンにアロマ水や氷を乗せ、
蒸気を循環させることで、
入浴者に蒸気を浴びせかける行為です。
アウフグースは、
サウナマイスターと呼ばれる専門スタッフが行います。
利用者自身が行う「セルフロウリュ」はほとんどありません。
また、
ロウリュに使用する水にアロマを加えて香りを楽しむのも、
ドイツ式の特徴です。
さらに、
アウフグースのパフォーマンスを競う選手権も開催されるほど、
根付いた文化となっています。
大規模で豪華なサウナ施設
ドイツには、
世界最大規模のサウナ施設「ThermeErding」など、
様々な大規模で豪華なサウナ施設が存在します。
これらの施設では、
20種類以上のサウナや、プール、蒸し風呂、飲食店など、
ドイツならではのサウナ文化を体験できます。
大規模なサウナ施設では、
アウフグースのパフォーマンスに加え、
サウナ内でパンを焼くなど、
想像を超えるアクティビティも用意されています。
サウナ室の内装も豪華で、
アラビア風のデザインが多いのが特徴です。
まさに、
サウナ好きにとっては夢のような施設が揃っているのです。
代表的なサウナ施設の紹介
ドイツには数多くの魅力的なサウナ施設が存在しますが、
ここでは代表的な2つの施設を紹介します。
ThermeErding
テルメエルディングは、
ドイツ最大のサウナ施設として知られています。
24種類もの多様なサウナがあり、
特に「ベーカリー」と呼ばれるサウナが印象的です。
サウナ室内にオーブンがあり、
パン職人が次々とパンを焼いて提供するという、
まさに「サウナのテーマパーク」と呼べるユニークな体験ができます。
他にも、
ロシア風の熱狂的なアウフグースが行われる「シベリアンバーニャ」や、
広大な藁葺き屋根の中で演劇的なアウフグースが行われる「ケルティックスローン」など、
ドイツならではのプログラムが魅力的です。
さらに、
ノンアルコールビールを飲みながらボードゲームを楽しむサウナもあるなど、
エンターテイメント性が高いのが特徴です。
施設名 | ThermeErding |
---|---|
所在地 | ドイツ バイエルン州エルディング |
主な施設 |
|
Friedrichsbad
フリードリヒスバートは、
ローマ時代の温泉を再現した有名な温浴施設です。
1877年に開業したこの施設は、
ルネッサンス様式の豪華な建築が印象的で、
17ステップの入浴プログラムが人気を博しています。
温泉の蒸気浴やジャグジー、ドーム型プールなどを体験でき、
かつての文豪や音楽家も訪れていたと言われています。
3時間以上の滞在でも満足できる充実した施設で、
ドイツの代表的なサウナ体験を味わえます。
施設名 | Friedrichsbad |
---|---|
所在地 | ドイツ バーデン=バーデン |
主な施設 |
|
まとめ
ドイツのサウナ文化は、
古代ローマ時代から続く長い歴史を持ち、
独自の発展を遂げてきました。
男女混浴と全裸文化、アウフグースの演出、大規模で豪華なサウナ施設など、
日本とはかけ離れた特徴を持っています。
テルメエルディングやフリードリヒスバートなどの代表的なサウナ施設では、
ドイツならではの魅力に触れることができます。
サウナ好きの方はもちろん、
ヨーロッパ観光を楽しむ人にとっても、
ドイツのサウナ文化を体験するのはおすすめの経験となるでしょう。
「一期一杯」を大切に
「スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。
スペシャルティコーヒーは、
気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。
その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。
最後に私たち
HAKUBA COFFEE STANDでは、
茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。
『元コーヒー苦手』な珈琲屋ガクでした。
最後まで
ありがとうございます。