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おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。


はじめに

私たちの生活に欠かせないコーヒー。
その豆の品質や製法によって、
味わいは大きく変わります。

セブンイレブンのコーヒー豆は、
こだわりの製品として知られています。

本日は、
セブンイレブンのコーヒー豆について、
さまざまな角度から探っていきたいと思います。

セブンイレブンのコーヒー豆の特徴

coffee

セブンイレブンのコーヒー豆は、
アラビカ種100%を使用し、
独自の製法で仕上げられています。

ここではその特徴をいくつかご紹介します。

トリプル焙煎製法

セブンイレブンのコーヒー豆は、
一般的な焙煎方法とは異なり、
トリプル焙煎という製法が採用されています。

これは3回に分けて焙煎を行うことで、
豆本来の香りとコクを最大限に引き出す方法です。

焙煎の度合いによって味わいが大きく変わるコーヒー豆において、
この製法はセブンイレブンの自信作とも言えるでしょう。

焙煎の際、
熱による化学反応が豆に起こり、
香り成分が生まれます。

焙煎時間が長ければ長いほど、
この反応が進行し、
コーヒー本来の苦味が強くなります。

トリプル焙煎では、
この反応を適度にコントロールすることで、
豊かな香りとコクのある味わいが実現されているのです。

熟成時間の長さ

コーヒー専門店のような本格的な味わいを再現するため、
セブンイレブンのコーヒー豆は熟成時間が長くなっています。

熟成とは、
焙煎後の豆を密閉容器に入れ、
一定時間おく工程のことです。

この工程によって、
豆の内部でさらなる化学反応が起こり、
味わいが深まります。

専門店では数日間にわたって熟成を行うことがありますが、
セブンイレブンでもできる限り長い蒸らし時間を確保しています。

これにより、
店頭で淹れるコーヒーに、
本格的な味わいを付与することができるのです。

豆の産地とブレンド

セブンイレブンのコーヒー豆は、
さまざまな産地の豆をブレンドしています。

代表的なものとして、
以下のようなラインナップがあります。

  • オリジナルブレンド: グアテマラ、ニカラグア、ブラジル、エチオピア産をブレンド
  • モカブレンド: エチオピア、コロンビア、ニカラグア産をブレンド
  • ドリップコーヒーのモカブレンド: フルーティーで甘い香り、爽やかな酸味が特徴

このように、
産地の異なる豆をブレンドすることで、
それぞれの長所を引き出し、
バランスの良い味わいを実現しています。

ブレンドの比率を変えることで、
さまざまな味わいのコーヒーを楽しめるのもセブンイレブンの魅力です。

セブンイレブンのコーヒー豆を取り巻く環境

coffee beans

一方で、
セブンイレブンのコーヒー豆を取り巻く環境にも
目を向ける必要があります。

価格高騰の影響

近年、
コーヒー豆の価格が高騰しています。

その背景には、
主要生産地での気候変動や天候不順による作況不良があります。

特に、
ロブスタ種のコーヒー豆は価格が大幅に上昇しており、
インスタントコーヒーなどへの影響が懸念されています。

また、
円安の進行も価格上昇につながっています。

コーヒー豆は世界的に取引される商品のため、
為替の影響を受けやすいのです。

今後、
価格がさらに上昇する可能性もあり、
注視が必要です。

品種改良の動向

コーヒーの主要な品種には、
アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の3つがあります。

セブンイレブンではアラビカ種100%を使用していますが、
他の品種の動向にも目を向ける必要があります。

品種特徴
アラビカ種風味と香りに優れるが病気に弱い
ロブスタ種耐病性が強く、苦味があるためインスタントコーヒーに使用される
リベリカ種環境への順応性はあるが味が劣る

気候変動の影響で病害虫が増える可能性があるため、
耐病性に優れた品種の重要性が高まるかもしれません。

一方で、
味わいを損なわずに品質を保つことも大切です。

品種改良の動向を注視し、
コーヒー豆の安定供給と
品質維持のバランスを見極める必要があります。

セブンイレブンの取り組み

coffee

セブンイレブンは、
コーヒー豆の品質向上に向けた様々な取り組みを行っています。

「セブンカフェ」の新機能

セブンイレブンの店頭コーヒー「セブンカフェ」には、
新たな機能が追加されました。

お客様は「軽め」「ふつう」「濃いめ」の3段階から、
お好みの濃さを選べるようになりました。

さらに、
ホットとアイスで豆のブレンド比率を変更することで、
それぞれの味わいを引き立てています。

ホットではタンザニア産の比率を高め、
アイスではグアテマラ産の比率を高めることで、
より香り高く、
味わい深いコーヒーを提供できるようになりました。

焙煎の多段階化

焙煎の段階を従来の2種類から4種類に増やしました。

これにより、
深煎りまで行うことができ、
より奥深い味わいを実現しています。
焙煎の程度によって、
酸味や苦味のバランスが変わるため、
お客様の嗜好に合わせた焙煎度合いを選べるようになったのです。

認証コーヒー豆の導入

セブンイレブンでは、
環境に配慮したコーヒー豆の導入にも力を入れています。

「THE COFFEE オリジナルブレンド」には、
レインフォレストアライアンスと
有機栽培の2つの認証を取得した豆を使用しています。

このように、
コーヒー豆の品質向上と環境保護の両立を目指した取り組みが行われており、
セブンイレブンのこだわりが感じられます。

まとめ

セブンイレブンのコーヒー豆は、
独自の製法と品質へのこだわりが光る商品です。

トリプル焙煎製法や熟成時間の長さ、
産地の異なる豆のブレンドなど、
さまざまな工夫が凝らされています。

一方で、
コーヒー豆の価格高騰や品種改良の動向など、
取り巻く環境の変化にも注視が必要です。

セブンイレブンは、
「セブンカフェ」の機能強化や認証コーヒー豆の導入など、
品質向上に向けた取り組みを行っています。

これからも、
お客様に美味しいコーヒーを届け続けられるよう、
さらなる進化が期待されます。


「一期一杯」を大切に

スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。

スペシャルティコーヒーは、
気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。

その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。

最後に私たち
HAKUBA COFFEE STANDでは、

茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。

『元コーヒー苦手』な珈琲屋ガクでした。
最後まで
ありがとうございます。

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