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おはこんにちばんわ
長野県白馬村の小さな珈琲屋ガクです。

はじめに

自宅でおいしいコーヒーを淹れることができれば、
カフェに行く手間も省け、
お財布にも優しいですよね。

しかし、
美味しいコーヒーを入れるには、
いくつかのポイントを抑えておく必要があります。

本日は、
自宅で本格的な味わいのコーヒーを淹れる方法について、
詳しくご紹介したいと思います。

良質な豆の選び方

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美味しいコーヒーを淹れるには、
何よりも良質なコーヒー豆が重要です。

新鮮な豆ほど香りと風味が良く、
おいしさの源となります。

産地と品種を知る

コーヒー豆にはさまざまな産地と品種があり、
それぞれ異なる特徴を持っています。

例えば、
ケニア産のコーヒー豆は華やかな酸味が特徴的で、
インドネシア産のマンデリンは濃厚なコクがあります。

自分の好みに合った産地や品種を選ぶことで、
よりおいしいコーヒーが楽しめます。

産地によって味わいが変わるのは、
気候や土壌、標高などの環境が影響しているためです。

品種の違いによっても、
酸味や苦味、
コクのバランスが変わってきます。

産地や品種の特徴を知ることで、
好みに合わせてコーヒー豆を選ぶことができるようになります。

焙煎の程度を理解する

コーヒー豆の焙煎具合も、
味わいに大きな影響を与えます。

一般的に、
浅煎りの豆は酸味が強く、
深煎りの豆はコクがあり苦味が増します。

自分の好みに合わせて、
浅煎り、中煎り、深煎りのいずれかを選びましょう。

焙煎の程度は、
豆の色で判断できます。

浅煎りは茶色、
中煎りは赤茶色、
深煎りは赤褐色となります。

焙煎が進むにつれ、
豆の内部構造が変化し、
酸味が減り苦味が増していきます。

焙煎の程度によって全く異なる味わいが楽しめるので、
様々な具合の豆を試してみるのも良いでしょう。

賞味期限に注意する

コーヒー豆は時間が経つと酸化が進み、
風味が落ちてしまいます。

そのため、
焙煎された日付が新しい豆を選ぶことが大切です。

一般的に、
焙煎から2週間以内が風味のピークとされています。

しかしながら
焙煎度合いによって香りのピークにかなりの差があります。

良質な浅煎りの場合、
焙煎日から一か月ほどでピークが来ることもあります。

個人的には色々と試してみることをお勧めします。

賞味期限が過ぎた豆は、
香りが薄く味に深みがありません。

新鮮な豆を少量ずつ購入し、
なるべく早めに使い切ることをおすすめします。

密閉した容器で保管すれば、
多少は風味が持続しますが、
長期保存は避けた方が良いでしょう。

また、
仮に大量購入した場合には
冷凍保存がおすすめです。

その場合は
一杯づつの分量を量り
冷凍のまま粉に挽き
いつも通りの飲み方で飲んでください。

適切な挽き方

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コーヒー豆の挽き方も、
抽出のバランスに影響を与えます。

粗挽きか中挽きか細挽きか、
抽出器具に合わせて適切な粗さに挽く必要があります。

道具別の適正な挽き具合

ペーパードリップの場合は中細挽き、
フレンチプレスなら中挽き、
エスプレッソマシンでは細挽きが適しています。

挽き具合が粗すぎると抽出不足、
細かすぎると過剰抽出となり、
いずれもコーヒーの風味を損ねてしまいます。

以下の表は、
一般的な抽出器具と推奨される挽き具合の目安です。

| 抽出器具 | 推奨される挽き具合 |
| ペーパードリップ | 中細挽き |
| フレンチプレス | 中挽き |
| エスプレッソマシン | 細挽き |
| コーヒーメーカー | 中挽き |
| サイフォン | 中細挽き |

器具に合わせて挽き具合を変えることで、
理想的な抽出ができ、
おいしいコーヒーが楽しめます。

ミルの種類と挽き具合の関係

コーヒーミルの種類によっても、
挽き具合が変わってきます。

一般的に、
フラットバーミルは均一な粒度で細かく挽けますが、
コーンバーミルは粗挽きに向いています。

ブレードグラインダーは挽き具合がばらつきやすいため、
あまり適していません。

理想的なのは、
フラットバーミルやコーンバーミルを使い、
調整しやすい粒度に挽くことです。

粒度のばらつきが少ないほど、
抽出のバランスが良くなり、
おいしいコーヒーができあがります。

フレッシュな風味を引き出す挽きたての魅力

コーヒー豆を挽きたてで淹れると、
より香り高く、
風味が際立ちます。

挽いてしまうと酸化が始まり、
時間とともに風味が落ちていくからです。

できるだけ
使う直前に豆を挽くことをおすすめします。

挽きたてのコーヒーは、
香りが鮮烈で、
口に含むと豊かな旨味が広がります。

一方、
挽いてから時間が経過したものは、
香りが薄れ、味にくすみが出てしまいます。

自宅で本格的なコーヒーを楽しみたい場合は、
ぜひ挽きたて豆を淹れてみてください。

もし、
コーヒー豆から挽いて淹れることにハードルを感じている方は
是非、粉での購入をお試しください。

その際は少量で、
大量購入の場合はやはり冷凍保存を試してみて下さい。

ただし、
粉の状態では香り、匂いが吸着しやすくなりますので
保存袋を二重にするなど注意が必要です。

道具の選び方と使い方

coffee

コーヒー道具を適切に選び、
正しい使い方を心がけることで、
美味しいコーヒーが淹れられます。

基本的な道具とその使い方をご紹介します。

ドリッパーの種類と特徴

ドリッパーには、
ハリオのV60やカリタのウェーブ、
カフェックスなど、
さまざまな種類があります。

形状や素材の違いにより、
抽出のスピードや味わいが変わってきます。

V60ドリッパーは抽出が早く、
軽めの酸味が特徴です。

ウェーブドリッパーは抽出スピードが中程度で、
バランスの良い味わいとなります。

カフェックスは抽出が遅く、
濃厚なコクが楽しめます。

形状やメーカーによって細かな違いはありますが、
こうした特徴を理解して、
自分の好みに合ったものを選びましょう。

フィルターの種類と役割

コーヒーフィルターも種類が多く、
使い分けることで風味が変わります。

一般的には、
ペーパーフィルターのほか、
金属やクロスのフィルターが使われています。

ペーパーフィルターは油分をしっかりとカットするため、
すっきりとした口当たりになります。

金属フィルターは油分を通すので、
コクのある味わいが楽しめます。

クロスフィルターは中間的な味わいとなります。

また、
フィルターによって抽出スピードも変わるため、
好みに合わせて選ぶのがおすすめです。

抽出時の必須アイテム

抽出時に必要な道具は以下の通りです。

– コーヒーサーバー
-秤
– ドリップポット
– タイマー

サーバーには透明なものを選び、
コーヒーの色や抽出の様子がわかるようにしましょう。

秤はキッチンで使用しているもので充分ですが
豆の量を正確に計れるものを使います。

ドリップポットは口が細いものがおすすめで、
抽出スピードを調整できます。

タイマーで時間を計ることで、
理想的な抽出ができます。

淹れ方のポイント

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美味しいコーヒーを淹れるためのポイントをご紹介します。

お湯の温度や注ぎ方、
抽出時間など、
細かい部分にもこだわってみてください。

最適なお湯の温度

お湯の温度は、
92℃から96℃が理想的です。

この温度帯だと、
コーヒーの旨味成分が最も効率よく抽出されます。

温度が低すぎると、
十分に抽出できず味が薄くなってしまいます。

一方で高すぎると、
苦味が強くなり、
コーヒーの良い風味が失われてしまいます。

温度調整付き電気ケトルは、
1℃単位で調整できるものが多く
再現性のある美味しいコーヒーを淹れる
必須アイテムになりつつあります。

蒸らしと注ぎ方のコツ

コーヒー粉にお湯を注ぐ前に20〜30秒ほど蒸らすと、
豆の香りと風味が引き立ちます。

この間に粉が湿り、
より旨味が引き出されるためです。

お湯の注ぎ方も重要です。

センターから外周に向かってゆっくりと注ぐスパイラル注ぎや、
同心円状に注ぐ方法などがあります。

雑味をなるべく抑えたければ
センターに一定速度で注ぐ方法も有効で
自分の好みの味になるよう注ぎ方も
色々と試してみて下さい。

粉全体に均一に湿らせることで、
旨味がしっかり抽出されます。

抽出時間の適正値

抽出時間は、
一般的に2分30秒から3分30秒が目安とされています。

短すぎると抽出不足、
長すぎると過剰抽出となり、
いずれも旨味が損なわれます。

完全に抽出されるのに必要な時間は、
使用するコーヒー粉の種類や挽き具合、
お湯の温度や量によっても変わります。

抽出の様子を見ながら、
最適な時間を見極めるのがポイントです。

タイマーを使って計るのがおすすめです。

抽出カイロの活用

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近年、
バリスタの技術を取り入れた
「抽出カイロ」が一般家庭にも普及し始めています。

抽出カイロとは、
プロの技術を再現できる専用の器具のことです。

手動で抽出を行うため、
コーヒーへの理解が深まり、
味わいのコントロールが可能になります。

抽出カイロの種類

抽出カイロには大きく分けて以下の3種類があります。

– サイフォン式
– ネル式
– エアロプレス式

サイフォン式は、
二つの球体が繋がった特殊な構造で、
蒸気圧を利用して抽出を行います。

ネル式は、
細かく織り込まれた布フィルターを使用し、
ゆっくり時間をかけて淹れます。

エアロプレス式は、
空気圧で一気に抽出する手軽な方式です。

いずれも本格的な味わいのコーヒーが淹れられます。

抽出カイロならではの魅力

抽出カイロは、
プロの技術を再現できるため、
ハンドドリップと比べてコーヒーの旨味が
さらに引き立ちます。

また、
抽出の過程を目で見ながら行えるため、
コーヒーへの理解が深まります。

手間はかかりますが、
挽き方やお湯の温度、
抽出時間などを細かくコントロールできることで、
自分好みの味わいを出すことができます。

本格的な味わいに加え、
抽出する過程の醍醐味も楽しめるのが魅力です。

上手な使い方のポイント

抽出カイロを上手に使いこなすには、
メーカーの説明書をよく読み、
練習を重ねることが大切です。

また、
ネットで公開されている動画なども参考にすると良いでしょう。

初めは簡単な方式から始め、
手順を覚えてから
より本格的なものに挑戦するのがおすすめです。

失敗を重ねながら、
少しずつコ綱を掴んでいけば、
いつかはプロ並みのコーヒーを
淹れられるようになるはずです。

抽出カイロならではの醍醐味を、
じっくり味わってみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

自宅でも本格的な味わいのコーヒーを淹れるには、
良質なコーヒー豆と適切な挽き方、
道具の選び方や使い方、
そして淹れ方のポイントを理解することが重要です。

また、
抽出カイロなどの道具を活用することで、
より高度なコーヒー体験ができます。

コーヒーは奥が深い飲み物ですが、
コツを掴めば誰でも素晴らしい一杯を楽しめるはずです。

ぜひ自分なりのコーヒーライフを見つけてみてください。

おいしいコーヒーで、
豊かな毎日を過ごしましょう。

NO COFFEE NO LIFE!!

「一期一杯」を大切に

スペシャルティコーヒー」をご存知ですか。

スペシャルティコーヒーは、
気候・地理的条件や品種などから生まれる際立った風味特性を持ち合わせた珈琲です。

その理念は
“From seed to cup” =“一粒の種から一杯のカップまで”
の総ての段階において一貫した品質管理が徹底していることが必要とされています。

最後に私たち
HAKUBA COFFEE STAND
では

茶道の「一期一会の精神」から
一つ一つの出会いを大切に、
二度と同じ時に戻ることはできないのだからその一杯一杯に心を尽くす、
と云う考えを基に丁寧に自家焙煎をして珈琲を長野県白馬村から提供しています。

『元コーヒー苦手』な珈琲屋ガクでした。
最後まで
ありがとうございます。

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